「ツクル森」にボランティアで参加してきました

みんなの「ツクル」がつながる、ふくらむ。
京北の里山には、個性豊かに自分らしい暮らしをツクル人たちが住んでいます。
その多様な創造の力をもちよって行われる、「ツクル森」アート・クラフト・世界の音楽会。
ツクル森は作家もお客様も想像が溢れ出る喜びを感謝する場。
その地にある材を使い、個性豊かな小屋を建て、原っぱや森にアートを展開したり、
自然素材を使って楽器をつくりプロのミュージシャンと共に奏でたり。
「創る手」を持つ大人たちが思いっきり楽しむことで、子供たちが創る喜びを体験する。
そんな皆さまと共に、あうるの原っぱにここにしかない景色を共創します。

「ツクル森」公式ページより

以前から気になっていた、京北の一大イベント「ツクル森」。今年はがっつり絡もうと思い、ボランティアとして参加してきました。

まあ、多くの人の思いがたくさん詰まった場にずっと心動かされていました。まだ歩きはじめた赤ちゃんくらいの感じなので、行き届いていないところもたくさんありましたが、そこは伸びしろたっぷりということで。

よくある町おこしイベントが無料である事が多いのに対し、このイベントへの参加が有料(1日1500円、2日2000円、老人子供は無料)であることに意味があると私個人的に思っています。ビジネス系のセミナーなど参加や設営などした感想として、有料にした方が断然積極的に熱心に取り組みますし、思いも共有しやすい。もちろんふらっときて、有料と聞いて帰る方や、無料の子供だけで遊ばせて夕方に迎えに来る方もおられましたが、それも全然OKと思います。

新型コロナ蔓延の影響で、満員電車に乗って出社しなくても会社がまわることに気が付き始めたこの頃では、こんなイベントをきっかけに移住を考える人も増えるかも知れません。京都市や府も税収、新しい観光地創造による収入を考えると、積極的に支援してくれてもいいのに、と思います。

実際このイベントの実行委員の多くはIターンなどの移住組。それほど京北が魅力的な場になっている(残っている)ことは、とても感慨深いです。

このサイトの「京北プレイヤーズ」を見ても分かるように、それぞれが経済的に自立していて、ジャズのセッションのようにソロを繰り広げながら何かを動かす、というのが今っぽいな、と思うわけです。当社はまだ基盤づくり状態でなんの楽器パートやろうか、とか言ってる状態なのですが、譜面くらいは読めている状態なので、動き始めたら、セッションに加わりたいと思っている次第。

音楽つながりで、最後の動画は、私タナカが下手っぴなギターと歌で、このイベントでも朗読された、京都・京北産木材の利用促進に向けた絵本「家守(やもり)の木」のオリジナル・ソングをカバーしてみたもの。ボランティア終わって帰ってきたほかほかの気持ちを込めたつもり。お耳汚しに。